肩こりの方は様々な随伴症状をお持ちの方が多いです。
先日の産経新聞で「慢性的な肩こり 睡眠障害の傾向が高い」という記事が掲載されていました。
記事の内容はというと、慢性的な肩こりを抱えている人のうち、寝付きが悪いことが多い「入眠障害」は4割超で、肩こりのない人の約2倍に上ることが調査で分かったというものでした。
また、「今夏、夏バテで食欲もなかった」人は、慢性肩こりの人は16・7%だったが、肩こりのない人は3・6%。慢性肩こりの人は睡眠障害の傾向が高く、夏バテになりやすいとみられる。(磁気と健康の研究会調査)
当院の患者さんも初回の問診時に肩こりだけでなく、睡眠障害・冷え性・むくみ・疲労感など様々な症状をいわれる方が多いです。
肩こりの治療を継続していくうちに、肩こりの改善だけでなく随伴症状も改善される傾向が多く見られます。
肩こりが部分的な問題ではなく全身の体質的問題だということがいえますね。